FXは、為替変動が関わるため、必ず利益が発生するというものではありません。
始める前には、必ず取引に伴うリスクを理解することが必要です。
以下に、主なFXのリスクについてまとめました。
為替変動リスク
FXでは、為替の変動により利益を発生させることができます。
しかし、その為替変動により証拠金が減少することも考えられます。
例えば、1ドルが100円の時、10万円の証拠金を担保とし、1万ドル＝100万円買い入れを行ったと過程します。その際、1ドル95円に変動すると、ドルの価値は1万ドル＝95万円となってしまい、5万円損となり証拠金も5万円へ減ってしまうのです。
このように、為替変動によって大きな利益もありますが、大きな損失を受けることが前提なのです。
金利変動リスク
FXの特徴にスワップポイントがあります。
スワップポイントは、二国間の金利の差によって左右されるもので、所有している外貨の金利が上がれば、それだけで利益が発生します。
しかし、金利は各国の政治・経済情勢によって大きく変化するものです。
そのため、スワップポイントにも変動が生じてしまいます。
そのように、金利変動によってリスクが生じることも念頭に置いておきましょう。
※スワップポイントについての詳細は、スワップポイントとはをご覧ください。
信用リスク
為替や金利の変動に伴うリスクだけでなく、人的なリスクもFXには存在します。
そもそも、FXは証拠金を取次会社に預けるところから始まります。
しかし、その取次会社が倒産したり、証拠金を持ち逃げすることも考えられることなのです。
現在では、法規制が行われ、一昔に比べると、会社の信用リスクは減少しているといえますが、悪徳業者との金銭トラブルも少なくありません。
どの業者に頼むか、それもFXを行う前の大切な確認項目なのです。
※良心的な業者を選ぶコツに関しましては、取引業者の選び方をご覧ください。
